企業内保育士が人気の理由と求人の探し方【土日祝休み残業なしで家庭と両立しやすい！】

近年、女性職員が産後に育児と仕事の両立ができるよう、企業内に保育施設を設ける企業が増えてきました。

そんな企業内の保育施設で働く、企業内保育士という働き方が最近話題となっています。

企業内保育士は土日祝休みで家庭と両立がしやすく、園で経験を積んだ保育士のセカンドキャリアとして人気です。

この記事ではそんな企業内保育士の具体的な仕事内容や給料、求人の探し方を解説します。

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企業内保育士って？
モデルルーム保育士の求人の探し方
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保育士経験を活かせる仕事は意外なところに

企業内保育士って？

企業内保育所の４つのタイプ

企業内保育所は以下の４つのタイプに分けられます。

単独設置型　企業が単独で運営しており、従業員の子どものみ対象とする
地域開放型　企業が単独で運営しており、従業員と近隣住民の子どもを対象とする
共同利用型　企業が単独で運営しており、社内と近隣企業の従業員子どもを対象とする
共同設置型　複数の企業が協力して費用を負担し、運営している

仕事内容

基本的に朝に子どもを預かってから、給食、お昼寝、お遊戯などが保育内容となるため、ほかの保育施設とあまり変わりはありません。

企業の規模にもよりますが、お世話をする子どもの人数は、職員の子どもに限られているので少人数を見ることが多く、比較的ゆとりが持てるでしょう。

一般の保育園との違いは、企業内保育所には年齢別によるクラスがなく、1つの部屋で子どもたちの面倒を見ます。年齢もまちまちの異年齢保育となるため、それぞれの年齢に合わせた臨機応変な保育が必要です。

また、企業内保育士の仕事は「企業のルール」に沿って行うことになるため、保育士のシフトは、企業の勤務体制に合わせることになります。
一般の保育園のような大規模な行事やイベントはほぼなく、事務作業も少ない傾向にあります。

企業内保育士の待遇は？給料・お休み

企業内保育士は、基本的に「その企業のいち社員」という位置づけになります。ただし正社員としての雇用だけでなく、契約社員や非常勤など非正規の場合もあるので、求人票の内容をよく確認しましょう。

平均年収は350万円程度で、いろいろな求人票を見ても 正社員月給が19万～25万円 というところが多いですが、企業の考え方や規模によって企業内保育士の給与はかなりの差がある印象です。

参考までに、企業内保育所の求人例をいくつかご紹介します。

・メリーズガーデン（花王）／ポピンズが運営
月給191,300円～230,000円／通勤手当／住宅手当／昇給あり／育休・産休・介護休暇制度／週休2日
・楽天ゴールデンキッズ（楽天）／ポピンズが運営
月給201,700円～／楽天社員と同等の福利厚生／社員食堂（朝・昼・夕）無料
・バジリッコ保育園（ヱスビー食品）／日本福祉総合研究所運営
月給200,000円～300,000円／通勤・住宅・残業他諸手当あり／実働週40時間／退職金・育児休暇あり
・東京都港区・外資系企業内保育所
月給208,560円～／通勤・家族・残業・住居など諸手当あり／賞与年2回／昇給あり／年間休日125日
・すみかキッズとうきょう（住友化学）／ポピンズ運営
月給190,000円～／通勤・調整手当あり／退職金・育児休暇・介護休職制度あり／週休2日／実働8時間

運営母体の企業がしっかりしていれば夜間保育の夜勤手当も付きちんと付けてくれます。さらに正社員なら賞与も出るところがあります。

また、1000人を超える企業の場合には、企業内保育所の保育士の収入はかなり良く、平均年収620万円の企業もあるとか。
大企業の場合には給与形態や福利厚生がしっかりとしていますので安心ですね。

資格手当や夜勤手当、住宅手当、交通費全額支給なども支給され、勤続年数によっては昇給していくこともあります。

企業内保育で働くメリット

保育士が企業内保育所で働くメリットには、以下が挙げられます。

・少人数の所が多いので、子どもたちとゆっくり接することができる
・大きな行事やイベントがないため、業務負担が少ない
・残業はほとんどない
・土日祝日の休みが取りやすい
・緊急時でも保護者と連絡が取りやすい
・保護者からの理不尽なクレームが少ない
・給与や休日、福利厚生といった待遇面は優遇されている施設が多い
・比較的小規模な施設が多いため、職員の派閥などが出来にくい

企業内保育所の仕事は、一般の保育園よりも業務負担が少なく、アットホームな雰囲気で子どもたちと関われることが魅力です。

また、保護者も同じ企業内の従業員のため、保護者からのクレームも少ない傾向にあるようです。

企業内保育で働くデメリット

保育士が企業内保育所で働くデメリットには、以下が挙げられます。

・企業の稼働時間によってシフトが変動しやすい
・あくまでも社員の福利厚生のため、保育に必要な設備が不十分なことがある
・業務負担は少ない分、保育の経験が積めない・物足りない
・コストの問題から閉鎖することもある

企業内保育所は増えている傾向にはありますが、あくまで社員の福利厚生の保育施設と考える企業も多いため、企業の業績によって廃止するなども見られ、運営が不安定になりやすい面があります。

モデルルーム保育士の求人の探し方

企業内保育所は企業主導型保育所を内閣府が推進していることもあり、今現在その数をどんんどん増やしています。

ただし、保育士の確保には苦労している保育所がほとんどなので、求人サイトなどでも企業内保育所の求人は多いと言えます。

また、新しく保育所を開設する場合は総合求人サイトなどを利用するのではなく、保育業界特化型の転職サービス等に人材紹介を依頼することが多いようです。

ぴよこ

業界特化型の転職サービスに登録すると、オープニングスタッフとして関わることができたり、世間に出ていない非公開求人を紹介してもらうことが可能なので、総合転職サービスより保育業界特化型の転職サービスに登録するのがおすすめです🐣

企業内保育所で働くことに興味がある場合には、まずは面談の相談をしてみてください。

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